プジョーPX10DU

心ときめく自転車を手に入れました。

1982年当時プジョーの最高峰として発表された量産型としては世界初のアルミフレームのPX10DUです。
ほぼオールフランス製パーツで組まれているところも良い!(安全のためブレーキはデュラBR-7800に換装し、オリジナルは大切に棚の奥へ)

分解清掃中、38年間使われたオリジナルのディレイラープーリーがポロポロと崩れたのは焦りましたが、現代のプーリーの中から近いものを探し出してちょっと改造して装着。事なきを得ました。
他にも当時のパーツは軽量化のために強度が幾分低いようで慎重な取り扱いを心掛けました。

スポークテンションはリアのフリー側でなんと500N。これはちょっと低すぎます。かといって当時のリムはとても柔らかいので攻めて張るわけにいかず。とりあえず700Nほどで。
タイヤはパナの270。2年ほど前に交換したものだそうで、これはとりあえずそのまま。

ヘッドが渋いので分解清掃し再組立て。いい具合に。

クランクのペダルネジ穴が半分つぶれていたのも直し、ワイヤー全交換し、前後変速機とスプロケとハブ前後も分解清掃し、ポジション出しのためステム交換し、その際、38年前そのままのバーテープは再使用したかったけど剥がす際ボロボロになってしまったので泣く泣く交換。その他も綺麗に掃除して注油して調整して・・・・どうにか私が乗れる状態になりました\(^o^)/

持ってみると当時のロードレーサーとしてはやはり軽いです(メーカーのカタログでは7.6kg)
走りは・・・やはり時代を感じますが、路面からの衝撃をよく吸収してくれて快適な乗り心地です。現代のエンデュランス系バイクより快適かも。
ただし、フロント52x42T、リア13-21Tの6スピード+Wレバーですから急こう配の上りと頻繁なシフトチェンジはつらい。あくまで平坦主体のサイクリングならば現代でも充分に通用します。

日頃からお世話になっている前オーナー様が38年前に新車でご購入されて以来大切にされてきた貴重な自転車。私も大切に乗っていきます(^^)

紅葉

先日、スタッフ敦子と紅葉サイクリングしてまいりました。
岡山県井原市の北部の天神渓です。

暗くてよく見えませんが、私は新型S-WORKSターマックSL7。スタッフ敦子は電動アシストロードバイクのCREOでございます。

天神渓の次は吉祥寺。
ライド中の上り坂は電動アシストのCREOには最新のS-WORKSターマックでも勝てません。鼻歌交じりのスタッフ敦子に私は汗だくでついていくのが精いっぱいです(´;ω;`)
帰宅してみればAVE24km/hほどのサイクリング。女性には電動アシストロードバイクは絶対おすすめですよ。

二期咲きブルーベーリー?

我が家のブルーベリー。なんと11月に花を咲かせた鉢が二つ。

10年以上栽培してきて初めてのことでございます(◎_◎;)

現時点では受粉を手伝ってくれるミツバチさんはいませんので、花弁はずっと美しいままです。(これはこれで鑑賞期間が長いので良い)

しかし、来春はどうなってしまうのでしょう・・・・・

RETUL FIT準備中です

スペシャライズドが誇るフィッティングサービス「RETUL FIT」https://www.specialized-onlinestore.jp/contents/blog/detail/469

当店でも年内導入に向けて準備しています。

RETUL FITはその前身であるBG FIT技術に3Dキャプチャー等デジタル機器を織り込むことでライダーのポジションや動きを数値化及び視覚化するものです。
当店では開店以来BG FITのメソッドを活用したフィッティングサービスを行っていましたのでフィッティング経験は豊富です。今後はより具体的で納得していただける提案をユーザーにお届けできるものと思います。どうぞご期待ください。









正直、フィッティングは機器の差よりもフィッターの経験が圧倒的にモノを言います。
あるお医者様とのお話で「MRI診断結果から導き出す対処方法は医師によって違いがある」とお聞きしました。MRIは体の良くないところがよりわかるようになったが、正しい治療方法を考えるのはMRIじゃなく個々のお医者様ということです。
フィッティングもまさにその通り。デジタル化された数値群の中から異常な項目を見つけたとして、それが何処がどうだからそうなのか、そうならどう対処すれば良いのか、これはもう日々の学習の積み重ねしかありません。
だから毎日が勉強だなぁと思う次第でございますw





デジタル化は、改善すべき項目を速やかに見つけられるという我々フィッターにとっての利点がありますし、ユーザーにとっては問題点を視覚化できることによって納得レベルが向上する利点がありますよね。
そう思うとRETULのデジタル技術はすごいなぁと思うのでした~

新型S-WORKS TARMAC SL7

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新型S-WORKS TARMAC SL7がやってきました。
ネット上ではすでに多数のインプレがあがっていますが、概ね高評価です。

ちょっとワクワクしながらいつものコースへ。
ひと踏み目からいつものS-WORKSらしいスルスルっと軽いクランクの回り。

BBが一般的なねじ切りタイプになってどうなのかな?と思っていましたが全く問題なし。軽く回してもよく進む。

あと、ネット上の評価の一部に「乗り心地が硬い」というものがありましたが、私はSL6より少し心地良いように感じましたけど。
踏み心地含め乗り心地はフレーム単体の評価は難しくて、コンポ+ホイール+タイヤ+空気圧などトータルでそれらを現しているものなので、硬いなら空気圧を下げてみるとか、自分に合う工夫もまた必要。ちなみに私の体重はコロナ太りもありまして7半ばkgですが、空気圧はF6.1bar、R6.3barで試しています。

ウォームアップが済んでいよいよタイムアタックへ。
過去、S-WORKS はROUBAIX SL4、TARMAC SL4、SL6を所有していました。これらで記録していた自己ベストが5分05秒の区間。最新データは一昨日CANNONDALEのスタンダートSUPERSIX EVO+ROVAL ALPINISTで記録した5分15秒。平均勾配1.7%でアップダウンが四つ。(アラ還暦おやじなので長い距離はダメダメ。5分ぐらいならまだ頑張れるw)

ここをなんと4分49秒!

これは自分でもびっくり!
ここ一年ほどの間にポジション見直しやペダリングスキルアップ等によって使える筋肉部位が増えている等乗り手のスキルアップもあるとはいえこのタイム短縮はすごいと思う。

データを見てみると全区間でタイム向上しているが、ダウン区間で向上率が少し多い。これは新しいホイールのエアロ効果かも。

昨年のVENGEに続き今年のTARMAC。スペシャライズドはまた一つ抜きん出た感があります。

チューブレスのエア漏れ

最近、ロードバイクの世界にもチューブレス(チューブレスレディ含む)が増えてきましたね。
これは慣性重量や転がり抵抗の軽減、乗り心地の向上等が見込める素晴らしい技術ですが、普及に伴いエアー漏れに悩む人も増えてきました。
漏れの一番はビードやサイドウォールからが多いですが、最近増えてきたのがバルブ周辺です。

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上の方の矢印はバルブコアからの漏れ。
通常は少し増し締めしてやれば漏れが止まることが多いですが、増し締めしても止まらないケースがあります。これは漏れを恐れるがためにコアを締めすぎて受け側が拡張されて隙間が大きくなっていることがあります。この場合チューブレスバルブ交換するか、隙間をどうにかして埋めてやることになります。

下の方の矢印はバルブホールからの漏れ。これはチューブレスバルブ本体の取り付けが甘い時やリム内面と接触する部分の形状が適切でないものを使用している場合などがありますが、リムテープの接着が甘く、そこからエアーがニップルホールへ漏れているケースもあります。

暇がたくさんある方はご自分で試行錯誤してみればそのうち対処できるかもしれませんけど、たぶん、多くの方はそんな暇人ではないはずですから我々プロショップにお任せいただければご自分でされるよりもリーズナブルな価格で速やかに修理いたします( ̄▽ ̄)

今年はブルーベリーが不作

今年の我が家ではレモンがたくさんの花を咲かせ、そのうち10個ほどが大きな実に育ちつつありますよ。
これはこれで嬉しいのですが、ブルーベリーは着花がいつもの半分ぐらいで少なかった~
今年の冬が暖かかったということなのでしょう。

 

結果、収穫は次のグラフの通り。新規画像1

2018年の40kg超のピークから大きく半減。20kg達せず(´;ω;`)
温暖地向きの品種はまあまあでしたが、大粒で甘い寒冷地向きの品種がほぼ収穫ゼロでした。

気候の変化には勝てないですが、用土の入れ替えや剪定などできることをやって来年の収穫増を目指すことと、もう一度挿し木で苗木を育ててみようと思います。

Creoでロングライドしてみた

前回書いたように、アシスト量を上手く設定すれば300kmライドもこなせるはず、ということで下の図のようなコースを計画。ストラバで作ったコースだが予定獲得標高はちょっと大袈裟だと思う。実際は3500mぐらいかと。
三次日御碕境港

15時間あれば走り切れるだろうと朝4時起床してスタート地点へ車で移動。朝6時スタート。
往路のアシスト設定は20%・30%・45%。

通常20%、登りで20km/hを下回れば30%と45%を使い分けようかと。予備バッテリーと合わせてバッテリーは満タン150%。これを日御碕までの100kmで30%/150%、宍道湖を終える頃200kmで60%/150%、ゴールまでに150%/150%の予定でしたが・・・・・

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最初のピーク、赤名峠クリア。この時は10%も減らず。ほぼ20%アシストで走ったが予想よりバッテリー消費していないな。

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出雲大社到着。ここでもまだ10%消費のインジケーター点かず。

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日御碕到着。
CREOにはパワーメーターが標準装備。スタートからここまで登りは230wを目安にしてきたが、やっと10%消費。節約し過ぎ!

(というより、25km/h未満での走行が少ないから)104935455_2577343892520160_4572976224335478055_n

昼食を済ませ(せっかくだから出雲そばという選択肢もあるけれど、ソロだといつもこんな感じw)、再スタート。
日本海側に回って風力発電所を見学する予定だったが、そこへの登りで古傷の右膝痛再発。しかも今回はかなりの痛み。(ここ何年も無かった痛み。アシストに頼らず上り坂を頑張ったからかなー?)

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170wがつらい。
なので大幅にショートカットすることに。宍道湖周回をやめてゴールへ向かう。
斐川町で痛み止めを買って服用。(これが効いてくれて助かった。しかし本当なら痛みを発生させない事が一番だし、痛みが出たら無理しないでね。)

200wを維持できるようになったのでアシストを45%までアップして帰路の上り坂を走る。赤名峠までの登りを23km/h維持できる。ここで初めて大々的に電動アシストの恩恵に与る。

どうにかゴール。

走行距離242km、獲得標高2400m

電池使用量 120%/150%

平均速度25.6km/h

 

たぶん、本調子だったら予備バッテリー不要だったかも。

でも、この距離、この獲得標高でアベ25km/h超は初かな。

やっぱアシストに助けられてるね。

膝痛いけど、楽しかったー!

 

 

スペシャライズドの電動アシストロードバイク

スペシャライズドから第三世代の電動アシストバイク群が発売されました。
第三世代とはいっても、日本での販売はこれらからスタートなので初代の印象あるでしょうけれど、海外ではだいぶ前から発売されて改良され続けて今日の発売になりました。

第三世代のポイントは電動のアシストパワーはほどほどで充分、その分軽くしたほうが楽しい、という新しい視点で開発されたことです。

なので第三世代ではアシストパワーを2倍(最大240w)に抑えるかわり、かなり軽く出来上がりました。実際、乗ってみればわかるのですが、最大240wもあれば充分だと思いました。

当店ではグラベル系のCREO EVOを試乗車として準備しています。グラベル系とはいってもタイヤを変えれば普通のロードとして使えるので、オフロードから舗装路のロングライドまで使える汎用性が高いチョイスだと思っています。

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ここ二週間ほどガッツリ乗りまくって感じたことを書いてみたいと思います。

結論を先に言いますと素晴らしい!です。そして、速く走れるが速く走るためのバイクではない、です。

グラベルロードなのでまずはオフロードライディングしてみました。
オフロードの走破性はオールテレーンタイヤなりの性能なのですが、マッドコンディションでなければ通常のシングルトラックも充分走破可能です。
勾配28%超という舗装路ではありえない激坂も山道だと割と出会えますが、乾いた路面であれば砂利道でも登れるだけのトラクションとトルクがあります
加えてフューチャーショックによる乗り心地の良さ。
おそらく、日本の中の林道トレッキングだとこれで充分楽しめるでしょう。コーヒーセット等バッグに忍ばせてのんびり林道サイクリングを楽しんでみてください。

そして、そこのヤマハセロー乗りのあなた、これはもうセローを売り飛ばしてこれに乗り換えた方がエコロジー&ファンライドだと断言できますw(山道トレッキング愛好家ご用達のオフロードオートバイ)

ただ、山の中で遊ぼうと思うとデフォルトのECOモード(踏んだ力の35%アシスト)ではちょっと物足りなくてSPORTモード(60%アシスト)を多用するでしょう。
その場合、内臓バッテリーだけだとアシスト航続距離は70~80kmぐらいですね。
一日中走り回るのなら予備バッテリー(航続距離プラス50%)が必要かもね。

そうそう、フルパワーのTURBOモード(100%アシスト)にして私のパワーを合算すれば10分間で合計500w以上ぐらい出し続けられることになるので、平均登坂速度が20km/hを下回るような激坂区間だとE1トップ選手をカモれます。(電気の力使ってカモったからって恥ずかしいだけなんでやりませんけど。同じ理由でストラバにもデータ載せていません)

次、ロードバイクとして舗装路主体で乗る場合を考えてみました。これはわかりやすく言うと、平地や緩やかな登りで時速25km/hを下回らない方々にははっきりいって不要です。
日本の法規でアシストは25km/h未満でゼロになるからです。
上記の対象者はおそらく男性でまあまあ走る人なら当てはまるでしょう。だからそういう人は「電動アシストなんかいらんじゃろ!」と言います。そうですね。あなた方にはその通りです。でもそういうあなた方ほど速く走れない方ってけっこういるんですよ。

普通の女性や高齢者だと平地の巡航速度は25km/h未満です。緩やかだろうと登りは20km/hを下回ることはしょっちゅうです。そういった方々だと電気の恩恵を受けられます。

これをいうと「電気の恩恵受けてまで乗りたいの?」と言う方が現れるですが、実際、先に挙げた女性たちの多くは電力を手に入れてからライドの回数がぐんと増えてます。ライド回数が増えたって事、とても大切なポイントですよね。これの意味することは?
しんどすぎないから楽しいのですよ。楽しくなったからライドしたくなるのです。
脚力がそれほど強くない方々はソロライドが今まで以上楽しくなったり、「電力を否定する男性や若者」と一緒にライドしていた(させられていた)頃より楽しいと言う方まで。
電力で自転車を好きになった人がそれなりにいる事実。ここが大切だと思います。
電力は速く走れるようになるけど、速く走るためじゃない。楽しく走るためにあるんだと思います。
(話題からズレますが、初心者や女性に対して「脚力を鍛えるためアウターギアだけで坂を登れ」と「強制」する自称経験者がいまだにいますしね。重い負荷練習もあるにはありますが、レーサーでもない相手にこの手のこと言ってる人、消えてほしいです)

もうひとつ、ロングライド時に役立てる方法はあるのかどうなのか。
私は平地巡航25km/hは余裕でこなしますが、獲得標高1000mを超えるようなライドだとその平均速度は無理なケースが多いです。
そこでアシストを使って走ったら満タン充電でどこまで距離を伸ばせるのだろうと興味が湧きました。
自宅スタートで距離26km、獲得標高390mの周回コースを定め、常時アシストを使って心拍を最大心拍の80%未満(私が100kmライドできる心拍)に抑え、尚且つ従来の人力ロードでそこそこ頑張って走ったタイム(平均心拍が最大心拍の87%)を上回るよう走ってみました。

結果、アシスト量20%でその条件を達成できました。

その時の一周に費やした電力は内臓バッテリーの10%です。
単純計算ですがこのコースを10周できる可能性があります。つまり260kmと3900m上昇です。
実際は260kmだと平均心拍をもう少し抑える必要がありますが、アシスト量を平地10%、登りだけ25%、など工夫すれば、今の体力では200kmライドが精一杯の私でも達成できるかもしれません。(アシスト量を5%刻みで自由に設定できるところがスペシャライズドの電動アシストシステムの素晴らしい点のひとつです)

これを実証するため、補助バッテリー(容量50%up)を持って、380km、5600m上昇の実走テストを近々やってみます。