スペシャライズドの電動アシストロードバイク

スペシャライズドから第三世代の電動アシストバイク群が発売されました。
第三世代とはいっても、日本での販売はこれらからスタートなので初代の印象あるでしょうけれど、海外ではだいぶ前から発売されて改良され続けて今日の発売になりました。

第三世代のポイントは電動のアシストパワーはほどほどで充分、その分軽くしたほうが楽しい、という新しい視点で開発されたことです。

なので第三世代ではアシストパワーを2倍(最大240w)に抑えるかわり、かなり軽く出来上がりました。実際、乗ってみればわかるのですが、最大240wもあれば充分だと思いました。

当店ではグラベル系のCREO EVOを試乗車として準備しています。グラベル系とはいってもタイヤを変えれば普通のロードとして使えるので、オフロードから舗装路のロングライドまで使える汎用性が高いチョイスだと思っています。

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ここ二週間ほどガッツリ乗りまくって感じたことを書いてみたいと思います。

結論を先に言いますと素晴らしい!です。そして、速く走れるが速く走るためのバイクではない、です。

グラベルロードなのでまずはオフロードライディングしてみました。
オフロードの走破性はオールテレーンタイヤなりの性能なのですが、マッドコンディションでなければ通常のシングルトラックも充分走破可能です。
勾配28%超という舗装路ではありえない激坂も山道だと割と出会えますが、乾いた路面であれば砂利道でも登れるだけのトラクションとトルクがあります
加えてフューチャーショックによる乗り心地の良さ。
おそらく、日本の中の林道トレッキングだとこれで充分楽しめるでしょう。コーヒーセット等バッグに忍ばせてのんびり林道サイクリングを楽しんでみてください。

そして、そこのヤマハセロー乗りのあなた、これはもうセローを売り飛ばしてこれに乗り換えた方がエコロジー&ファンライドだと断言できますw(山道トレッキング愛好家ご用達のオフロードオートバイ)

ただ、山の中で遊ぼうと思うとデフォルトのECOモード(踏んだ力の35%アシスト)ではちょっと物足りなくてSPORTモード(60%アシスト)を多用するでしょう。
その場合、内臓バッテリーだけだとアシスト航続距離は70~80kmぐらいですね。
一日中走り回るのなら予備バッテリー(航続距離プラス50%)が必要かもね。

そうそう、フルパワーのTURBOモード(100%アシスト)にして私のパワーを合算すれば10分間で合計500w以上ぐらい出し続けられることになるので、平均登坂速度が20km/hを下回るような激坂区間だとE1トップ選手をカモれます。(電気の力使ってカモったからって恥ずかしいだけなんでやりませんけど。同じ理由でストラバにもデータ載せていません)

次、ロードバイクとして舗装路主体で乗る場合を考えてみました。これはわかりやすく言うと、平地や緩やかな登りで時速25km/hを下回らない方々にははっきりいって不要です。
日本の法規でアシストは25km/h未満でゼロになるからです。
上記の対象者はおそらく男性でまあまあ走る人なら当てはまるでしょう。だからそういう人は「電動アシストなんかいらんじゃろ!」と言います。そうですね。あなた方にはその通りです。でもそういうあなた方ほど速く走れない方ってけっこういるんですよ。

普通の女性や高齢者だと平地の巡航速度は25km/h未満です。緩やかだろうと登りは20km/hを下回ることはしょっちゅうです。そういった方々だと電気の恩恵を受けられます。

これをいうと「電気の恩恵受けてまで乗りたいの?」と言う方が現れるですが、実際、先に挙げた女性たちの多くは電力を手に入れてからライドの回数がぐんと増えてます。ライド回数が増えたって事、とても大切なポイントですよね。これの意味することは?
しんどすぎないから楽しいのですよ。楽しくなったからライドしたくなるのです。
脚力がそれほど強くない方々はソロライドが今まで以上楽しくなったり、「電力を否定する男性や若者」と一緒にライドしていた(させられていた)頃より楽しいと言う方まで。
電力で自転車を好きになった人がそれなりにいる事実。ここが大切だと思います。
電力は速く走れるようになるけど、速く走るためじゃない。楽しく走るためにあるんだと思います。
(話題からズレますが、初心者や女性に対して「脚力を鍛えるためアウターギアだけで坂を登れ」と「強制」する自称経験者がいまだにいますしね。重い負荷練習もあるにはありますが、レーサーでもない相手にこの手のこと言ってる人、消えてほしいです)

もうひとつ、ロングライド時に役立てる方法はあるのかどうなのか。
私は平地巡航25km/hは余裕でこなしますが、獲得標高1000mを超えるようなライドだとその平均速度は無理なケースが多いです。
そこでアシストを使って走ったら満タン充電でどこまで距離を伸ばせるのだろうと興味が湧きました。
自宅スタートで距離26km、獲得標高390mの周回コースを定め、常時アシストを使って心拍を最大心拍の80%未満(私が100kmライドできる心拍)に抑え、尚且つ従来の人力ロードでそこそこ頑張って走ったタイム(平均心拍が最大心拍の87%)を上回るよう走ってみました。

結果、アシスト量20%でその条件を達成できました。

その時の一周に費やした電力は内臓バッテリーの10%です。
単純計算ですがこのコースを10周できる可能性があります。つまり260kmと3900m上昇です。
実際は260kmだと平均心拍をもう少し抑える必要がありますが、アシスト量を平地10%、登りだけ25%、など工夫すれば、今の体力では200kmライドが精一杯の私でも達成できるかもしれません。(アシスト量を5%刻みで自由に設定できるところがスペシャライズドの電動アシストシステムの素晴らしい点のひとつです)

これを実証するため、補助バッテリー(容量50%up)を持って、380km、5600m上昇の実走テストを近々やってみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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